2026.05.10

空知ご当地グルメ2026|焼き鳥・ガタタン・ホットレッグ・スイーツロードを1日で巡る最短ルート

空知地方には、炭鉱時代から受け継がれてきた個性豊かなご当地グルメが点在しています。美唄焼き鳥・芦別ガタタン・赤平ホットレッグ・砂川スイーツロード——どれも「ここにしかない味」として地元民に愛され続けてきた逸品です。札幌・旭川からの日帰りドライブで、4つの味を一気に制覇する旅へ出かけましょう。

① 美唄焼き鳥(美唄市)|一串に鶏一羽、日本7大焼き鳥の筆頭格

美唄焼き鳥のもつ串。レバー・ハツ・砂肝・キンカン・皮・モモが一串に刺さっている
美唄焼き鳥の名物「もつ串」(出典:美唄観光物産協会公式サイト)

美唄焼き鳥の最大の特徴は「一串に鶏一羽を丸ごと」という発想にあります。レバー・ハツ・砂肝・キンカン(卵になる前の黄身)・皮・モモ肉を、地元産タマネギとともに一本の串に刺して炭火で焼き上げる「もつ串」は、日本7大焼き鳥のひとつに数えられています。

昭和30年代、美唄の炭鉱労働者が貴重なたんぱく源である鶏を余すところなく食べようと考案したのが始まり。タレではなく塩こしょうのみというシンプルな味付けが、各部位の旨みを最大限に引き出します。美唄流の締めは、串ごとかけそばに入れる「もつそば」。初めて食べる方にも必体験の一品です。

主な名店情報

店名 住所 定休日
元祖美唄やきとり 福よし 美唄本店 美唄市西1条南3丁目2-16 月曜日
やき鳥 たつみ 美唄市西1条南1丁目1-15 火曜日
鳥乃家 美唄市西1条南3丁目2-11(醍醐ビル2F) 日曜日

札幌から:道央自動車道・美唄ICから約5分(約65km・約50分)
旭川から:道央自動車道・美唄ICから約5分(約55km・約40分)

② 芦別ガタタン(芦別市)|旧満州から渡った具だくさんとろみスープ

芦別名物ガタタン。とろみのある塩味スープに10種類以上の具材が入る
芦別名物ガタタン(出典:芦別観光総合ガイド「星の降る里あしべつ」公式サイト)

「ガタタン」とは漢字で「含多湯」と書き、中国語で「具を多く含んだスープ」を意味します。戦後、旧満州から芦別に引き揚げた村井豊後之亮氏が中華料理店「幸楽」で提供したのが始まり。炭鉱夫たちの体を温め、腹を満たすスープとして愛されてきました。

豚骨・鶏ガラベースのスープに、豚肉・イカ・エビ・白菜・たけのこ・きのこ・ちくわなど10種類以上の具材を入れ、片栗粉でとろみをつけて溶き卵を流し入れるのが基本スタイル。小麦粉を練った「ガーダ」と呼ばれる団子も見どころのひとつです。現在は市内6か所以上の飲食店で食べられるほか、ガタタンラーメン・ガタタンチャーハンなどアレンジ料理も充実しています。

ガタタンが食べられる主な店

店名 住所 営業時間(目安)
道の駅スタープラザ芦別 芦別市北4条東1丁目1番地 季節により異なる(要確認)
きんたろう 芦別市上芦別町38番地 11:00〜15:00 / 17:00〜19:30(火・第2第4水定休)

札幌から:道央自動車道・滝川ICから国道38号経由(約115km・約1時間40分)
旭川から:国道38号経由(約60km・約1時間)

③ 赤平ホットレッグ(赤平市)|祭りで2,000本売れるソウルフード

赤平ホットレッグ。秘伝スパイスで味付けした骨付き鶏もも肉のフライ
赤平のソウルフード「ホットレッグ」(出典:ふるさとチョイス掲載・滝本商店提供)

赤平市の祭りになると2,000本以上を売り上げるというのが「ホットレッグ」。独自のスパイスで下味をつけた骨付き鶏もも肉を、高温でパリッと揚げたフライドチキンです。外はサクサク・中はジューシーというシンプルかつ完成度の高い味が、老若男女を問わず支持されています。

精肉店「滝本商店」が製造・販売しており、週末限定で「ホットレッグバーガー」として登場することも。スープカレーのトッピングとしても絶品で、北海道らしい食べ方として定着しつつあります。ふるさと納税でお取り寄せも可能です。

購入・飲食できる主な場所

場所 備考
滝本商店(オンラインショップあり) お取り寄せ可・ふるさと納税対応
AKABIRAベース 週末限定レッグバーガーあり(要確認)

札幌から:道央自動車道・滝川ICから国道38号経由(約100km・約1時間30分)
旭川から:国道38号経由(約70km・約1時間10分)

④ 砂川スイーツロード(砂川市)|国道12号沿いに広がるお菓子の楽園

砂川スイーツロード。国道12号沿いに北菓楼などの洋菓子店が集積するエリア
砂川スイーツロード(出典:北海道観光公式サイト HOKKAIDO LOVE!)

国道12号沿い、砂川市内に菓子店が集積したエリアが「砂川スイーツロード(スイートロード)」です。「北菓楼」「ナカヤ菓子店」「岩瀬牧場ジェラート」など個性の異なる店が軒を連ね、ドライブの立ち寄りスポットとして道内外から多くのファンが訪れます。

北菓楼の看板商品「妖精の森(バームクーヘン)」や「夢不思議(シュークリーム)」は定番中の定番。ナカヤ菓子店のアップルパイは数量限定で午前中に売り切れることも多く、早めの訪問がおすすめです。岩瀬牧場では自家製ジェラートを楽しめ、ご当地アイスグランプリ最高金賞を受賞した「ストロベリーミルフィーユ」が人気を集めています。砂川ハイウェイオアシスは高速道路に直結しており、SA感覚でアクセスできる点も魅力です。

スイーツロード注目店

店名 おすすめ商品 備考
北菓楼 砂川本店 妖精の森(バームクーヘン)、夢不思議(シュークリーム) ハイウェイオアシス館店もあり
ナカヤ菓子店 アップルパイ(数量限定) 早めの訪問推奨
岩瀬牧場 ストロベリーミルフィーユ(ジェラート) グランプリ受賞・自家製チーズも人気

札幌から:道央自動車道・砂川ICから約5分(約75km・約55分)
旭川から:道央自動車道・砂川ICから約5分(約45km・約35分)

空知グルメ4連制覇!おすすめ日帰りルート(札幌発)

  1. 9:00〜11:00|砂川スイーツロード——開店直後に北菓楼・ナカヤ・岩瀬牧場をめぐり、朝スイーツ&お土産を調達。
  2. 11:30〜13:00|美唄焼き鳥——もつ串でランチ。締めはもつそばを忘れずに。
  3. 13:30〜14:00|赤平ホットレッグ——AKABIRAベースまたは滝本商店でテイクアウト。移動中にアツアツを堪能。
  4. 17:00〜18:30|芦別ガタタン——夕食は具だくさんのとろみスープで一日を締めくくる。

よくある質問(FAQ)

Q. 美唄焼き鳥は札幌でも食べられますか?

「福よし」が札幌中央店・すすきのどまんなか店・札幌駅西口店などを展開しています。ただし炭鉱町の雰囲気が残る美唄本店で食べる体験はまた格別です。観光がてら本場を訪れることをおすすめします。

Q. ガタタンはお土産として持ち帰れますか?

冷凍真空パックの商品がふるさと納税やオンラインショップで購入可能です。卵を加えるだけで自宅でも本格的なガタタンを楽しめます。道の駅スタープラザ芦別でも販売されています。

Q. 砂川スイーツロードは何時頃に行くのがベストですか?

人気商品は午前中に売り切れることがあるため、開店直後の訪問が理想です。特にナカヤ菓子店のアップルパイや北菓楼の限定商品は早め行動が鉄則。週末はより混雑するため、平日の利用も検討してみてください。

基本情報まとめ

グルメ エリア 札幌から 旭川から
美唄焼き鳥 美唄市 約65km・約50分 約55km・約40分
芦別ガタタン 芦別市 約115km・約1時間40分 約60km・約1時間
赤平ホットレッグ 赤平市 約100km・約1時間30分 約70km・約1時間10分
砂川スイーツロード 砂川市 約75km・約55分 約45km・約35分

編集部コメント:空知のご当地グルメは、どれも炭鉱時代の労働者文化と切り離せない歴史を持っています。食べることは、その土地の歴史を体感すること。ドライブがてら、ぜひ4つすべてを制覇してみてください。(SORACHI TIMES編集部)

筆者:

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